2010年3月21日日曜日

チベット族が抗議、20人連行

チベット族が抗議、20人連行
(日本経済新聞 電子版)
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0E3E2E2978DE0E3E2E1E0E2E3E29494EAE2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000

チベット族が抗議、20人連行
2010/3/21 19:30
 【北京=共同】ドイツの公共放送ドイチェ・ウェレ(電子版)は21日までに、中国甘粛省甘南チベット族自治州合作市で17日、チベット族の高校生らが街頭で中国政府のチベット統治に対する抗議活動を行い、少なくとも20人が警察当局に連行されたと報じた。
 また亡命チベット人系ウェブサイトによると、14日には青海省海東地区のチベット仏教寺院で僧侶らが「(チベット仏教最高指導者でインド亡命中の)ダライ・ラマ14世の速やかな帰還を」などと呼び掛けるパンフレットを掲示して抗議。武装警察が出動し、僧侶3人を拘束した。

2009年8月31日月曜日

ダライ・ラマ14世、8年ぶり台湾入り

ダライ・ラマ14世、8年ぶり台湾入り
TBSニュース 2009年8月31日
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4222834.html

ダライ・ラマ14世、8年ぶり台湾入り
2009年8月31日
 チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が、3週間前に発生した台風8号の被災地を訪問するため、8年ぶりに台湾入りしました。
 30日夜、台湾に到着したダライ・ラマ14世は9月4日まで滞在し、台風8号による大雨の影響で土石流に襲われた村を訪れ、犠牲者を追悼するほか、講演会を行います。
 中国政府はダライ・ラマの台湾訪問に反発していて、中台関係への影響を懸念する馬英九総統がダライ・ラマと面会する予定は組まれていません。また、ダライ・ラマ側も予定していた記者会見を急きょキャンセルするなど、中台関係を刺激しないよう努めています。
 台風8号への対応をめぐっては、当局が海外の支援を遠回しに断る指示を出していたことが発覚するなど、馬総統に対する批判が集まっていました。(31日05:53)

ダライ・ラマ、台湾訪問 対中関係でしこりも

ダライ・ラマ、台湾訪問 対中関係でしこりも
2009年08月31日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/2009083001001036.htm

ダライ・ラマ、台湾訪問 対中関係でしこりも
2009年08月31日月曜日
 【台北共同】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が30日夜、台風8号の大雨被害による被災地慰問のため台湾入りした。ダライ・ラマの訪台は3回目。9月4日までの滞在中、村全体が土砂で埋まった高雄県小林村を訪れるほか、法要や講演を予定。31日に予定された記者会見はダライ・ラマ側が急きょ中止を決めた。政治問題化することを避けるためとみられる。
 今回の訪台は、被害が集中した南部の7首長が要請。いずれも野党民主進歩党(民進党)出身の首長で、与党国民党の馬英九政権も「宗教活動のみ」と条件付きで訪問に同意した。 一方、ダライ・ラマを「祖国分裂主義者」と非難する中国は「いかなる形式でも」訪台に反対する姿勢を表明。馬政権への直接の批判は控えるなど一定の配慮を示しているが、中台関係に微妙なしこりを残しそうだ。
 馬政権は中台関係への影響を懸念、馬総統をはじめ政府高官がダライ・ラマと会わないと相次いで表明するなど火消しに躍起になっている。国民党も受け入れの理由を説明するため、北京に党幹部を急派した。

2009年8月25日火曜日

標高3670mでマラソン 中国チベット・ラサ

標高3670mでマラソン 中国チベット・ラサ
2009/08/25 16:56 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009082501000590.html


標高3670mでマラソン 中国チベット・ラサ
 【ラサ共同】昨年3月に暴動が起きた中国チベット自治区ラサで25日、中国企業などの主催でマラソン大会が行われた。チベット仏教最高指導者の歴代ダライ・ラマの居城だったポタラ宮前広場をスタートし、富士山山頂に近い標高3670メートルの高地を、千人以上のランナーが駆け抜けた。
 同日はハーフマラソンと、10キロ、5キロの3コースを実施。ラサにあるチベット登山学校3年のズマルンジュ君(18)は10キロを完走し「5カ月間毎日トレーニングしてきたけど、疲れて死にそう」と息も絶え絶え。ハーフマラソンを完走後、倒れ込む選手もいた。
 沿道には、十数メートルおきに武装警察隊員が立ち、要所では小銃を持っての厳重警備。地元政府当局者は「まだ警戒が必要だが、ラサの治安は徐々に良くなっているので、来年以降は警備はもっと少なくなるだろう」と話した。
2009/08/25 16:56 【共同通信】

チベット観光救済作戦 暴動の跡を修復 旅行代金値下げ 中国 治安回復アピール

チベット観光救済作戦 暴動の跡を修復 旅行代金値下げ 中国 治安回復アピール
2009年8月25日 06:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/117243
=2009/08/25付 西日本新聞朝刊=

チベット観光救済作戦 暴動の跡を修復 旅行代金値下げ 中国 治安回復アピール
2009年8月25日 06:31
 【ラサ(中国チベット自治区)椛島滋】昨年3月に大規模暴動が起きた中国チベット自治区ラサで、中央政府や自治区当局は、地域経済のカギを握る観光の回復に向け、てこ入れに懸命だ。暴動による厳戒態勢が敷かれた昨年は観光客数が激減。今年は中央政府主導でツアー値下げなどを矢継ぎ早に繰り出し、同時に治安回復を内外にアピールしている。外国メディアの入境を厳しく制限している自治区当局は24日、西日本新聞などにラサ入境を認めた。
 標高約3600メートルにある区都ラサでは、伝統的な「ヨーグルト祭」が20日から開催中で、世界遺産に登録されたチベット仏教の関連施設「ノルブリンカ」や「ジョカン」の周辺では24日も、巡礼者や国内外の観光客でにぎわっていた。
 市内の中心部では、昨年3月の暴動で壊された主要な通りの商店はすべて修復済み。一方、ライフル銃を持ち、5人程度の隊列を組んで警戒にあたる武装警察の姿も目立った。
 同自治区政府によると、2008年の観光客数は、3月の暴動による治安悪化の影響で、前年比44%減の約225万人にとどまった。観光収入も約22億6千万元(約316億円)に半減。観光業が主要産業である同自治区の経済は大打撃を受けた。
 このため、昨年末に中央政府が音頭をとり「チベット観光救済作戦」をスタート。「ポタラ宮」などの観光名所の入場料やホテルの客室料金を半額程度に値下げした。航空会社もチベット路線の運賃を初めて値引きし、北京からラサへの直行便を新設。旅行会社も協力し、チベット観光のツアー価格は平均で50%値下げされた。
 こうした支援策で、今年1-7月に同自治区を訪れた観光客は約271万人で前年同期の2.8倍。特に新疆(しんきょう)ウイグル自治区で大規模暴動が起きた7月は、ウイグルへの観光がチベットにシフトしたため、約121万人と単月で過去最高を記録した。ラサ市当局者は24日、「8月も好調で、このペースなら年間で過去最高だった07年を上回る」と話した。
 地域経済の不振が続けば、住民の不満が社会の不安定化につながりかねないだけに、観光てこ入れは当局の治安対策の一環ともいえる。
 同自治区が在北京の日本メディアのラサ入りを認めたのは、今年3月の日本経済新聞以来。今回は西日本新聞と共同通信の2社が認められた。
=2009/08/25付 西日本新聞朝刊=




 「(本社を含む)2社がラサ入りを認められた」って“画期的”みたいな趣旨の言及があるけれど、実際はすなわち、中国政府から「西日本新聞ならマズいことは書かないだろう」と安く値踏みされた、ってことで、ホントのところは自嘲こそすれ自慢できる話じゃぁない。(ただし、中に入れなければ取材報道自体成立しないわけだから、他の媒体はメディアとしての役割をまったく果たさなかった、とも言える。)
 西日本新聞が自前で特派員を出している在北京メディアだったことも知らなかったけど(すいません)、3月に「聖地チベット展」を主催した“ご褒美”かもね。

中国、チベットの遊牧民5万人を定住させる 新華社通信

中国、チベットの遊牧民5万人を定住させる 新華社通信
2009年08月25日 11:05
AFP/発信地:北京/中国
http://www.afpbb.com/article/politics/2633890/4492528


中国、チベットの遊牧民5万人を定住させる 新華社通信
AFP/2009年08月25日 11:05
発信地:北京/中国
 【8月25日 AFP】中国当局は、チベット山岳地帯の生態系を保護する目的で、約5万人の遊牧民を定住させたと、国営新華社(Xinhua)通信が24日報じた。
 過去4年間で、チベット高原で遊牧する4万9631人が、定住者の集落に編入されたという。アジアの主要河川である黄河(Yellow Rivers)、長江(揚子江、Yangtze)、メコン川(Mekong)の源流ともなっている同地域の生態系を過放牧から保護するための措置だという。
 これについて亡命チベット人の活動家らは、古代から続くチベットの放牧文化を破壊するものだと強く非難している。
 国営新華社通信は、地元政府役人の話として、定住した遊牧民には職業訓練などが提供され、起業を促進するための基金も創設されていると報じている。(c)AFP

2009年8月23日日曜日

世界遺産・ポタラ宮の大補修完成 チベット自治区

世界遺産・ポタラ宮の大補修完成 チベット自治区
産経新聞(共同)2009.8.23 23:07
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090823/chn0908232307001-n1.htm

世界遺産・ポタラ宮の大補修完成 チベット自治区
産経新聞(共同)2009.8.23 23:07

 中国中央テレビによると、世界遺産で、チベット仏教の最高指導者である歴代ダライ・ラマの居城だったチベット自治区ラサのポタラ宮など3カ所の重要文化財で行われていた大規模な補修工事が23日に完了、ラサで竣工(しゅんこう)式が行われた。

 補修工事は中国政府が3億8千万元(約52億円)を投じ、2002年6月に開始した。

 他の2カ所は、ラサ市内にあるダライ・ラマの夏の離宮だったノルブリンカと、同自治区サキャ県にあるチベット仏教サキャ派の主管寺、サキャ寺。(共同)