2008年5月3日土曜日

ダライ・ラマ特使、3日に訪中…暴動後初の接触

ダライ・ラマ特使、3日に訪中…暴動後初の接触
(2008年5月2日23時44分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080502-OYT1T00597.htm


ダライ・ラマ特使、3日に訪中…暴動後初の接触
 【ニューデリー=永田和男】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の亡命政府は2日、ダライ・ラマの特使2人が3日に中国入りし、中国側代表と6日まで非公式協議を行うと発表した。 印PTI通信によると会談場所は北京。インド北部ダラムサラに本拠を置く亡命政府と中国政府の接触は、3月の中国チベット自治区などでの暴動発生後初めて。中国政府は4月25日、それまでの拒否の姿勢を一転してダライ・ラマ側との対話に応じると発表している。
 亡命政府によると、特使は2002年から07年まで6回の中国側との対話に出席したロディ・ギャリ氏ら。中国側も過去6回同様、中国共産党で宗教・少数民族対策などを扱う統一戦線工作部が応対するが、ダライ・ラマ側近は「7回目の対話とは考えていない」と述べ、今回の会談では当面の危機を巡る協議が中心になると強調した。2特使は、暴動鎮圧についてのダライ・ラマの「深い憂慮の念」を伝え、事態沈静化の方策を話し合うという。
(2008年5月2日23時44分 読売新聞)

まるで初めて対話が実現するかのような大騒ぎのテレビニュースもあったので、「初めてじゃないよ、90年代の対話がいったん途絶えた後02年から水面下でしょぼしょぼやってはいたんだよ」ということまで書いてある記事と合わせて引用しました。

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