2008年10月2日木曜日

ヒマラヤ登山隊の邦人3人、雪崩に巻き込まれ死亡

ヒマラヤ登山隊の邦人3人、雪崩に巻き込まれ死亡
(朝日新聞 2008年10月2日11時38分)
http://www.asahi.com/international/update/1002/TKY200810010388.html


ヒマラヤ登山隊の邦人3人、雪崩に巻き込まれ死亡
2008年10月2日11時38分
 【北京=坂尻顕吾】北京の日本大使館に1日午後10時(日本時間同11時)ごろ、中国側のチベット登山協会から入った連絡によると、チベット自治区の南部にあるヒマラヤ高峰で同日、日本人登山隊のメンバー3人が雪崩に巻き込まれ、遭難した。同登山協会は2日、朝日新聞の取材に対し、3人が死亡したことを確認した。
 遭難したのは「日本クーラカンリ登山隊2008」(高橋和弘隊長ら7人)のメンバーである加藤慶信さん(32)=山梨県南アルプス市=、中村進さん(62)=群馬県前橋市=、有村哲史さん(27)=千葉市=の3人。加藤さんは8千メートル峰8座に登頂。中村さんはエベレスト、北極点、南極点の3極制覇に成功しているベテランだった。
 現場はブータン国境近く。登山協会によれば、雪崩は1日午後に発生したという。登山隊のブログなどによると、一行は9月15日にチベットに入り、20日にラサを出発、クーラカンリの主峰(7538メートル)を目指していた。9月30日の日記では、うち加藤さんら3人が5900メートル付近まで達したことが記されている。

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