2008年11月4日火曜日

「対中対話 批判強い」 ダライ・ラマ 路線転換も検討

「対中対話 批判強い」 ダライ・ラマ 路線転換も検討
(北海道新聞 11/04 08:29)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/127105.html


「対中対話 批判強い」 ダライ・ラマ 路線転換も検討
(11/04 08:29)
(写真) 記者会見するダライ・ラマ14世=3日、日本外国特派員協会
 来日中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ十四世は三日、東京都内で記者会見し、中国側との対話路線について、前向きな変化をもたらしていないことから「チベット人の間でも批判が強くなっている」と述べた。
 このためチベット亡命政府があるインド・ダラムサラで十七日から、亡命チベット人の代表らによる緊急会議を開き、対話継続の是非などを議論する意向をあらためて示した。
 チベット自治区の位置づけについてダライ・ラマは「独立は現実的ではない。高度な自治を要求しているだけだ」との姿勢を重ねて強調。中国側との対話が平行線をたどっていることに関し「私たちのアプローチはチベット問題の解決に効果的ではないという批判が、最近はチベットの中でも強くなっている」とした上で、今後は「さまざまな解決法を探るべきだ」と語った。

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