2008年11月6日木曜日

日本も支援会議参加を 枝野氏らにダライ・ラマ

日本も支援会議参加を 枝野氏らにダライ・ラマ
(中国新聞 '08/11/6)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200811060211.html

日本も支援会議参加を 枝野氏らにダライ・ラマ
( '08/11/6)
 来日中のチベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ十四世は六日午前、都内のホテルで超党派の「チベット問題を考える議員連盟」会長の枝野幸男元民主党政調会長らと会談した。
 十四世は、対話継続の是非など今後の対中関係を議論するため亡命チベット人の代表らを集めて十七日からインドで開く緊急会議後に「世界のチベット支援団体からアドバイスを受けたい」と表明。「日本からも会議に参加してほしい」と述べた。議連関係者は参加を検討している。
 中国政府は、チベット独立の精神的象徴でもある十四世の来日受け入れそのものを「祖国分裂活動に場を与える」と批判しており、枝野氏らとの会談や支援団体会議への参加要請に反発するのは確実だ。
 今後の対中関係について十四世は「中国指導部は、暴動は私のせいだと言っている。私自身が前面に出ることで対話の妨げになる」と述べ、緊急会議などで議論を主導しない考えを明らかにした。
 また中国当局との対話に関しては「チベットを取り巻く状況は改善せず、チベットの独立を目指しているという中国指導部の疑いをなくすことにも失敗した」と述べた。



 まるで初耳、みたいな記事になっちゃってますが、この「支援団体会議」(=Special Tibet Support Group Meeting in Delhi)には、TSNJ参加団体から民間人のメンバー3人が既に参加を予定しています。簡単に「日本からも参加」といいますが、急に決まった海外での会議に、長期休暇も取りにくいご時世、燃料費高騰中の往復の航空券もすべて自己負担で、休みを取って海外に行くのは、かなりの条件がそろわないとできないことで、なかなか大変です。グローバルなチベット問題がどう問われているかの知識はもちろんとして、ある程度は英語もできないと全体の話についていけませんしね……。
 チベット問題を考える議員連盟(チベ議連)もTSNJ参加団体のひとつであるわけで、サラリーのための会社勤めをしているのではなく、政治活動に100%時間を使える方々にもご活躍いただければとは思いますけど(あまり政治色がつきすぎても嫌がる人もいるでしょうけどね)。あと、解散するのしないのでごたごたしている日本の衆院議員(と立候補予定者)の場合、まぁ今は年内はないってムードになってはいますが、現状、事務所は立ち上げちゃってるし週末ごとにミニ集会は入れちゃってるだろうし、チベット問題より自分の足元のドブ板だ、というのが正直なトコロと言っても仕方ないとは思います。はい。がんばれチベット……。
 国際チベット支援団体会議(ITSN:International Tibet Support Group Network)とは別に、チベット問題を考える国際議員連盟というのがあり、各国の国会議員どうしが横の連携をとっています。チベ議連はもちろんこっちでも活躍してるはず。3月にダラムサラを訪問したペロシ米下院議長みたいな人が頑張ってる会議です。

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