2008年11月29日土曜日

チベット支援の方針協議 インドで30カ国代表

チベット支援の方針協議 インドで30カ国代表
2008/11/29 18:13 【共同通信】http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112901000448.html

チベット支援の方針協議 インドで30カ国代表
 【ムンバイ29日共同】インド・ニューデリー近郊のハリヤナ州で29日、日本をはじめとする約30カ国からチベット支援者らが集まり、チベット問題への今後の支援の在り方などを協議する会議が開幕した。会議では、今月22日の亡命チベット人緊急会議での決議を尊重し、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が進める対中国政策の「中道アプローチ」維持への支持を表明するとみられる。
 ダライ・ラマは支援者会議の意見を聞いた上で、最終的に今後の対中方針を決定するとしている。
 チベット亡命政府によると、支援者による会議は12月1日までの3日間。日本や欧州、インドなどのチベット支援団体代表ら約100人が出席するが、ダライ・ラマは欧州などを訪問中で、会議には参加しない。
 ダライ・ラマは、独立ではない「高度の自治」を求める中道アプローチによる中国との対話は失敗したと認めた。そのため、今後の対中方針を決定するに当たり、緊急会議で亡命チベット人の意見を集約したほか、チベット問題には国際社会の支援が不可欠として、各国の支援団体代表などの意見も聴取する民主的な手順を踏んでいる。
2008/11/29 18:13 【共同通信】

0 件のコメント: